タロットリーディングに慣れてくるとスプレッドを使って占うようになります。
スプレッドには2枚並びになっているところが多々あります。
また、横2枚だけでなく、縦2枚のところも。
1枚で読むのではなく、隣同士(場合によっては上下)に出たカード2枚で理解するのが、コンビネーションリーディング。
2枚並びなら必ずそうするというのでもなくて、その時のインスピレーション任せでもあります。
なので難しく感じるうちは丁寧に1枚1枚読むようにしましょう。
ここでは定番になっているカード3枚の例と、あとはズラーっとリーディング例を載せていきたいと思います。
また、人によって質問によって捉え方も変わりますので、「絶対にそう」ではなく「そういう場合もある」くらいの認識に留めておきましょう。
リーディング例①
大アルカナの「節制」と、小アルカナの「バトンの8」が隣同士で出ている時は、「絶対に無理をしてはいけない」という意味になります。
節制
バトンの8
これは左右の並びが逆であっても、節制のカードが逆位置であっても変わりません。
リーディング例②
「コインのエース」は隣に出るとラッキーカードと受け取ることが多く、これをミラクルコインと言ったりします。
ミラクルコインとして受け取る場合には、その隣のカードの意味合いが強まります。
19 太陽
21 世界
コインのエース
例えば、「太陽」「世界」の隣に「コインのエース」が出るなら、その方向性へと進むべき…と読むことができます。
「太陽」「世界」が1枚で出ているだけでも結果が悪い事にはならなそうですが、「コインのエース」が隣に出ることで成功は確実だと思わされます。
本当に難なく成功される方もいれば、実は成功しなかったけどこれを経験してよかったという場合もあり、避けられない運命を教えてくれていると捉えましょう。
それをさせるために出ることもあれば、逃げなければ嬉しいこともある…ということです。
また、良くないカードと隣り合わせになった場合。
カップの8
コインのエース
「カップの8」は大変な時によく出るカードで、試練真っ只中だとします。またこのカードは気持ち的にも苦痛を感じています。
その隣に「コインのエース」が配置された時は、やることに変わりはないんだけれど気持ちの面で救われることがありそうだ、辛さが軽減されそうだと読むことができます。
リーディング例③
「ソードの8」は逆に1枚で読む機会が少ないカードです。
カードの意味としては、時間と距離の経過。
これは隣に出ていなくても、近くに出ていて1枚で意味を成していなさそうなら、全体をみて「この状況がまだ続くのかな」と読むこともあります。
そういう意味では、「恋人達」や「運命の輪」の隣に出ている場合には、あまり喜ばしい感じではありません。
6 恋人達
10 運命の輪
ソードの8
「恋人達」が隣だった場合には、どうなるか分からない不安や混乱が続くかもしれません。
「運命の輪」が隣だった場合には、なかなか変わっていかない運命、忍耐がしばらく続きそうとなります。
リーディング例まとめ
ここからは、コンビネーションリーディング例を載せておきます。
前半の5つの例は、毎月始まる前のアドバイスとして出し、答え合わせをしたもの。
後半の5つの例は、質問に対してのリーディングになっています。
※カードをクリックするとカード詳細ページに遷移します。
【リーディング】
この月に出会うこと始めることは必ず自分の為になる、将来色々と活用していける経験になるので、前向きに取り組みましょう。
【答え合わせ】
とあるクラスに通い始めることを決め、クラスが始まった月。
【リーディング】
一人で孤立していて大丈夫だけど、態度は上品に。一人行動していてもやっていける環境。周囲の人は気にしていないし、悪い印象とも映らない。
【答え合わせ】
30人くらいのクラスの中で毎日一人で過ごせて快適だった。
【リーディング】
何か予期せぬことが起こりそう。だけどまだこれまでやってきていることの継続が必要。(優先すべきは継続のほう)
【答え合わせ】
気が変わること、状況が代わることがあった。約束していたことを断り、それまでやっていたことを継続し乗り切れた。
【リーディング】
第三者が増えることになるが、その人間関係は克服できる。
(依頼者は、人付き合いが苦手な人)
【答え合わせ】
クラス内でチーム制作が始まり、関わりを避けられなくなったが、なんとかコミュニケーションをとってクリア。
【質問】
○○さんとどのように接したら良いか。
【リーディング】
今まで通りの日常生活の中で、特別なことはしないでいい。ただ一線を引いて関わる。
【質問】
今年、自分の理解者になってくれるような仲間や友達をつくるためのアドバイス。
【答え合わせ】
ひきこもらず、世の中に出ること。すぐに疑ったりせず自分から相手を知るようなアクションを起こすこと。
また、仲間や友達に対して、すぐ機嫌をそこねたりしないこと。
【質問】
今月、商売が繁盛するためのアドバイス。
【答え合わせ】
お客さんが求めていることを察知して取り入れることが一番。
また手当たり次第に手を尽くすより、一つ一つを丁寧に、向上心をもって自分のペースでやるしかない。