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家族とは何か

家族は踏みつけるものでしょうか?

多く人が違うと答えると思いますが、まだまだ多くの人が家族を踏みつけていませんか。

家族は守るため、愛するために用意されている学びの場。

ですが自分が度を越して甘えられる場、甘やかしてくれる場だと勘違いしている人も多いのではないでしょうか。

基盤となる家族を犠牲にして、必要以上に仕事を頑張ったり、親を優先したところでプラマイゼロにはなりません。

私たちは一番身近なところに、乗り越えないといけない課題が用意されているものです。

一昔前は男性の不倫はまぁ仕方ない。風俗の利用はしてもいいだろうという風潮がありましたね。

お金をより稼いでいる方が上だという価値観のもと、亭主関白に振る舞う男性も多かったでしょう。

それで承認欲を満たせているほうはいいですが、専業主婦にはやらねばならぬ事が沢山あれど示せる結果がすぐにはついてきません。日々家族の無事と健康を見守れていることくらいでしょうか。(とても豊かなことですが)

「こっちのほうが稼いでいる」と言われ、日々感謝もされない、大切に扱われもしないなら、なにで自分を保てと言うのでしょう。

「年収何百万」と一言で簡単に自己顕示欲を満たせる材料がありません。

そんな状態なら女性のほうが精神性が鍛えられて当然。

旦那は亭主関白なんかやってないで、尻に敷かれるくらいが丁度良かったのではと。それもバランス。その関係性がお互いを尊重していたのでしょう。

また、母親は息子がかわいいと言います。娘はすぐ自立していくけれど、息子は何歳になってもかわいいと。

結婚しても母を一番大切にしてという親もいるくらいなんですが、もし本気で言っているのなら一番に大切にされない奥さんが増えることで及ぼす影響が分からないものでしょうか。

家庭の基盤はパートナー同士一番に思いやり合うことで満たされることができます。それを子供も見ています。その邪魔をすることでその大切な息子の基盤が崩れていくことは容易に想像できます。

家族だから、親だから、兄弟・親戚だから、なんでもかんでも「してくれて当たり前」「これくらい当然でしょ」と思うのはただの図々しい人。

そういった時代背景がありながら、「結婚したら親のことより奥さん(旦那)を大切にしなさいよ。」と諭せる親は立派です。

節度のある親と真面目で紳士な男性もたくさん増えている中、近年は女性の不倫、ホスト、女性用風俗のサービスが増えている傾向にあるといいます。

愛された途端、大切にされた途端に調子に乗るようでは、またそれ以上を失うだけです。

国が戦争をし始めたら、これまた多くの人が「そんなバカげたことやめましょう」と言うのではないでしょうか。傷つけ合って何になるんだと必死に止めるでしょう。

それなのに日常となると慣れが生じ、大したことが大したことに思えない盲目と化します。だから人間は常に謙虚に、自分を律した目でいることが必要です。

家族の心を殺すような行為なら、戦争する者と何ら変わりがないのですから。

自らが進んで「大事にする」をさせてくれるのが、家族。

自分のことを受け入れてくれている、大切にされている、尊重されているなぁと感じたら、お返しすることを楽しんだりして、また無心でできることをする。

これを繰り返していくことが自分を磨きます。

いきなりこれをその辺の人にやるのはハードルが高い、だから与えられている恵みが家族。

これを蔑ろにするなら身近なだけに、その報いも目の前に用意されているのが家族です。

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