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あきらめるとうまくいく

鑑定結果



1番を選んだ人のいま諦めたほうがいいことは、「あれやこれやと手を出す」ことだそう。特に避けたいのは、頑固になったり、ムキになって突き通すような姿勢。意見を言うような場では今は沈黙がいいでしょう。うまくいかないときは色んなことを試したい、新しいものを取り入れたい、これがないからだめなんだ…などなど思いがちですが、そんなときこそ「足るを知る」が大切だと教えてくれています。今はあるもので工夫をする程度に留め、現状で静観してみましょう。



2番を選んだ人は、いわゆる「万人受け」を諦めましょう。中には最初からそんなのは狙っていない…という方もいるかもしれません。多くの人から受け入れられたいだなんて無理なこと…というのは、きっとみんなが承知のはず。ですが私たちは意外にも、自分が思っている以上に外側の反応を気にした行動になっていることがある、というのも頷けるかと思います。つまり、あなたが思いついていることが奇想天外なことなら、それをそのまま試してみる価値があります。わざわざ普通に合わせるようなことはせず、「自分らしさ、突出した個性」を貫いてみませんか。また、他人の個性を受け入れるよう意識するほどに、あなたもより「自分」を発揮しやすくなるでしょう。



3番を選んだ人が今諦めたほうがいいことは、「状況のコントロール」だそうです。良くも悪くも、物事への執着が増すほどに私たちは気付かずして、自分の思い通りになることを望んでいることがあります。人の心を所有することはできないと分かっていながら、嫌われないようにと度が過ぎることもあるでしょう。望まない物事は排除しようとしたりもします。ですが実際、それらのコントロールをやめて一切を起こるがままに任せてみれば、思っていたほど恐れていたことは起こりません。望む結果を手に入れるために今やりたくもないことをするのではなく、今を大切に心地良く過ごしていれば、ふとした試練からも逃げないでしょう。そんな風に苦楽を楽しんでいればおのずと人生はより良くなっていくものですから、身を任せられることをおすすめします。


おわりに


冒頭でも触れたことですが、

「諦める」を辞書で調べると、「希望や見込みがないから断念する」と出てきますが、仏教での諦めるの捉え方は、「明らかにする」と出てきます。

諦めるをネガティブに捉えることもできますが、ポジティブに捉えることもできるということです。

諦めない状態というのは視野が狭くなりがち…なのかもしれません。

もしそうだとしたら、何に囚われているのかさえ気づきにくいでしょう。

そんなときに「諦めて」、どうでもよくなれるとストンとリセットされます。このときの状態は、力みが抜けたのが分かる人も多いかもしれません。

当然、本気で諦めているのですが、本気で諦めているからこそ、状況に流されることができ、視野も広くなっていきます。

そもそもですが、欲しい物や人に対して自分のコントロールを加えようとすることは傲慢なことではないでしょうか。

必要あらば与えられ、必要なければこちらがその欲望を捨てなければいけないものでしょう。

それが対面する物事に対して明らかにする段階にきたということです。

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