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法華経よりメッセージ占い

鑑定結果

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可以遊戯かいゆけ 汝等於此火宅にょとうおしかたく宜速出来ぎそくしゅっらい

迷った時、悩んだ時は原点に戻り「ワクワク」を指針にしましょう。

ガイドブック No.8 キーワードより一部引用

文言に「火宅」とありますが、これは「三車火宅喩さんしゃかたくゆ」というお話で聞いたことがある人もいるかもしれませんね。火事になった家の中に三人の子供が遊んでいたため、父が「外にある好きな車で遊びなさい」と言って子供たちが喜び、火事の家から無事脱出したのち、言っていた車よりも立派な車を与えた…というお話。

1番を選んだ人は今、迷っていること悩んでいることがありますか?このお話の「火宅」はそんな「迷いや悩み」のある危険な状態を示します。車につられたとはいえ子供たちは自分の喜びに素直に行動ができました。この「子供たち」が私たちを示していて、豊かな世界へ行くためには、真のワクワク(魂の道)に従うことを促されています。ちなみに物語の「父」は仏様、「立派な車」が本物の豊かさを示しています。



唯佛与佛ゆいぶつよぶつ 乃能究尽ないのうくじん諸法実相しょほうじっそう

世界を真っ白に見れた時、可能性は無限!

ガイドブック No.6 キーワードより一部引用

このカードは「諸法実相」が説かれているものです。諸法実相とは、森羅万象のありようのことで、この現実世界において、現象や物事のありのままの姿を示しています。つまり、2番を選んだ人は自身の目の前に起きている物事のそのままに捉える(真実を捉える)よう促されているということ。

感情を入れることで物事の見方は変わってしまいます。これまでの使い慣れた”反応”でやり過ごすのではなく、冷静になり起きていることを起きているままに見、「実相」…物事の真実を掴もうとすることで、表面に惑わされず根底に近づくことができます。その上でどのようにしようか考えられてみるといいでしょう。真っ白なキャンパスの上で「筆を動かされる」のと「何を描こうか」と思うのとでは、生み出されるものは違ってきます。



10 我等昔来がとうしゃくらい 真是佛子しんぜぶっし

安心・安全に逃げ切るのが人生ですか?真の豊かさ・喜びに目を向け、心を開きましょう。

ガイドブック No.10 キーワードより一部引用

このカードには「長者窮子喩ちょうじゃぐうじゆ」の例え話があります。わけあって息子は自分の父親を知らず、父親が大富豪というのも知りませんでした。生活に困窮していた息子を見つけた父親は色々と与えようとしますが、息子は「自分にはその価値がない」と逃げてしまいます。父親は長い時間をかけて少しずつ息子に仕事を与え、最後には父と全財産を手にするというお話です。

この例え話の「大富豪の父」は仏様、「息子」が弟子、「仕事」が方便を指しています。3番のカードを選んだ人は、心の卑屈さに安住してはいけないということが説かれています。富を得るために警戒心を捨てるのではなく、本来与えられるものを受け取れない器でいることは運命の流れに逆らっているようなものです。ですから心を開き心を育てましょう。自分の価値を受け入れましょう。


おわりに


リーディングメッセージは私の解釈も交えてまとめているものです。

オラクルカードは付属の解説書がありますので、自分で引けるのが何と言っても醍醐味ではないでしょうか。

ロータスカードに惹かれた方は、以下のブログで詳しくご紹介していますのでご参考になれば嬉しいです。

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