結論からいうと、必要ありません。
「はっきり分かったらいいなぁ」と思ったことはあります。
ご依頼くださる方にもっと教えてあげられられたら…と考えたことがありますが、それは浅はかでした。
知ることができない人生を歩んでいる人に、「私が教えてあげる」なんて罰が当たりそうに思いませんか?
その状態で何か得ることがあるからその条件になっているのに、なんでもかんでも答えなるものを渡してしまうのはこの世のルール違反にも感じます。
本人の人生なので、本人が先陣を切って気付き、行動しなければいけません。
また、「こういう特別な能力があります」という状態を求めるのは、人の為と言いながらもその裏に、自分を満たしたい欲求が潜んでいます。
今ない能力を求めるということは、それを手にすると傲慢になるのかもしれません。
なので今ない能力を求める必要はなく、今ある能力で尽くすのが自分にとっても周囲の人にとっても最高のパフォーマンスとなります。
タロット占いはカードが必ず出てくれますので、誰でも行うことができますよね。
真摯に念じてカードを出し、伝える(受け取る)だけです。
そして出てきたメッセージ性にリーディングする人と受け取る本人が、深く深くを感じ取ろうとするその自発的な姿勢が答えとも言えます。
一人でどうにもならないとき、誰かにサポートしてほしい時にはそのようにして相談しながら試していく。
これがタロットリーディングの最大限の活かし方ではないでしょうか。