タロット占いの基礎知識
内面的成長をサポートしてくれるのが「タロットメッセージ」です。
タロットの大アルカナ22枚には、地上でのストーリーが描かれています。地上を生きる私たちにとって地に足つけることを促してくれるメッセージ性に溢れています。これらを学んでいくことは、きっと人生を過ごしやすくしてくれるでしょう。
ですが人生には苦難がつきもの。必要な経験ならば選択の余地があれ避けてはならず、試されているとも言えます。受け入れ乗り越えるために、タロットメッセージが活かされますように。
では、あなたが引き寄せたカードから、あなたに照らされている道を探っていきましょう。
カードの基本情報
13 死者/DEATH
ビンテージ調にデザインされた
TAROT DE MARIA CELIA
原版に近いイラスト
TAROT DE MARSEILLE(mini)
一体の骸骨が地面を刈っている。
地面からはバラバラになった手や顔が見える。
このカードはタイトルが書かれていないものも多く、名前がないか、もしくは「死」や「死者」と表記されている。
カード番号の「13」は、「再構築」を示す。
生まれ変わりのリズムを示し、決して生命の死を予兆するものではない。
古いものを刈り取り、新しいものが芽生える。
カードの基本情報をもとに、もう一度メッセージをチェックしてみませんか。感じ方や答えが得やすくなっているかもしれません。ここにしか書いていないプラスアルファもご参考いただけます。
Card images are©Copyright U.S. Games Systems, inc./Lo Scarabeo
正位置で出た場合
【正位置】Pull Tarotのメッセージを再チェック
【KEYWORD】
きっかけ・リセット・終わらせる
【READING】
主に再生を示すカード。古い、悪いものを外に出す。心身ともにデトックスがおすすめ。断捨離も良い。終わらせることは新たな始まりであり、きっかけのタイミングとして良い示し。失恋の切り替え、腐れ縁の解消など人付き合いの整理整頓を勧めていることも。また、このタロットだけ名前が書かれていないのは「無」の状態を表現しているのかもしれない。一度「無」になり新たな「有」が始まる。
【YES・NO】
イエス
さっさと次にいこうにゃ🐾
\プラスアルファ/
特に何かを引きずっている場合には、「早々に切り替えよう」というアドバイスに尽きます。
新しい情報、新しい運命が流れたくても、自分が過去に留まることでストップした状態が作られてしまいます。
死者のカードは新しく前に進んで行くサインです。それには自分で立ち上がり、自分で前を向かなければいけません。
逆位置で出た場合
【逆位置】Pull Tarotのメッセージを再チェック
【KEYWORD】
リセットの計画・ゆっくり終わらせる
【READING】
再生を示すカード。時間がかかることも少しずつゆっくり終わらせていく決断。心身ともにデトックスになることをし始めるのもおすすめ。終わりは始まりでもある。次の新しいスタートのため、変化を受け入れる。古いやり方、悪いもの、いらないもの、人付き合いの整理整頓も含め、気になっているところから長期的にリセットしていく。急ぐことはしない。
【YES・NO】
イエス
自分のペースで整理していけば大丈夫にゃ🐾
\プラスアルファ/
逆位置で出た場合でも、メッセージ性は正位置とあまり変わりありません。ですから正位置のメッセージもチェックすることをおすすめします。
大きく異なるのは時間の流れです。
急がば回れで切り替えていきましょう。自分のペースで大丈夫です。