【八正道】自分を整えるチェックリスト

仏教の八正道が目に止まったので調べてみました。

週末はお寺にも行ってきて、ちょっとした仏教週間となり勉強になりました。

ちゃんと日常に下ろして考えるとやはり大切な事ばかりに解釈できましたので、残しておきたいと思います。

※かなり砕いてるところもあると思うので本来の意味はご自身でお調べください。


1.正見(しょうけん)
正しいものの見方。物事を決めつけず、偏見や思い込みを手放して観察する。
うまくいかなかったからダメなのではなく、学びを得たと受け止めるなど。

2.正思惟(しょうしゆい)
正しい考え方。怒りや嫉妬、悲しみの感情に引っ張られず、全体を俯瞰する。
思いやりの気持ちを意識し「相手も苦しんでいるのかも」と一歩引いて考えるなど。

3.正語(しょうご)
正しい言葉。嘘をつかない。悪口を言わない。
怒り任せに暴言を吐かない。自分の発言に気を配るなど。

4.正業(しょうごう)
正しい行い。他人を傷つける行動はしない。思いやりを持つ。
物を盗まない。不倫しないなど。
心無い態度で誰かを無視してないか、わざと冷たくしていないかの小さな事も見直してみる。

5.正命(しょうみょう)
正しい生活、仕事。誰かを傷つけたり騙すようなことで生活しない。
自分ではない何かの為に自分を活かせているかなど。

6.正精進(しょうしょうじん)
正しい努力。自分を律しながら悪い習慣を減らす、良い習慣を育てる。
感情のまま食べ過ぎていないか、何が必要かを問い直し努力をしているかなど。

7.正念(しょうねん)
正しい気づきを得る。真実、真理を得ようとする。
今していることに意識を向ける。今に集中するなど。

8.正定(しょうじょう)
正しい安定。精神統一。心を落ち着かせる。
思考をグルグルさせない。逃げないなど。


全てに「正」が付いていますが、これは正解を意味するものではなく、完璧にやることが正しいわけでもないでしょう。

責める道具にするのではなく、ブレそうな時に清く正しさに戻る為の目安として良いのではないでしょうか。

また、よくありそうな例でチェック項目を付けてみました。

心が揺れてどうしようもない時やある物事について考えを整理したい時にご利用いただきやすいかと思います。

8個のチェックが付けられる時には中庸の視点に立ち、心の安定を得ているかもしれません。


元タロット占い師。家に居るのが好き、一人で作業に没頭するのが好き。タロットで一番惹かれるカードは、まさに「隠者」です。

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