【猫の腎不全日記Vol.5】トイレの消臭・お口の炎症予防・歯音改善

2025.12.31Cat Diary

初めて腎不全で吐いた時、嘔吐物の多さと臭いにびっくりしました。

只事じゃないと一目で分かるのですぐに病院に行き腎不全と分かりましたが、腎不全になると尿やお口の臭いがきつくなってくると先生から教わり、なるほどです。

元々健康でも割とくちゃいですよね。猫のお口は。

我が家の健康な黒猫ちゃんはわざとあくびしてきてるんじゃないかって時があります。私に離れて欲しい時に（笑）。

トイレもこれまで以上ににおう時があるので、昔から使っていた「きえーる（ペット用）」が役に立っています。

腎不全のスコティッシュフォールドは下顎が前に出ているタイプで、上の前歯より下の前歯が出ています。

これは受け口、下顎前突（かがくぜんとつ）、アンダーショットなどと言われたりする鼻ぺちゃ系の猫に多い特徴ですが、我が家のスコもまさにそれで歯石が溜まりやすく、一度麻酔をして歯石を取った事もありました。

ですがもう麻酔はできませんし、歯石から炎症を起こしてしまわないよう予防としてフードにも「きえーる」をシュッと軽くかけています。

幸いまだ食欲はありますので、寿命より先に口内が痛んでしまわないようにあくまでも予防ですね。

※実はお口のトラブルにもペット用きえーるは効果があると有名ですが、できた歯石は取れませんし、すでに炎症しているものを治す効果もうたわれていません。病院での早めの処置で何とかなる事もあるので、まずは病院への相談をお忘れなく。

歯石を取ったのはもう5年前になるかと思いますが、以来きえーるをフードにも使うようになり、地味にお口のトラブルは出ていないです。

そもそも腎不全になるとお口のトラブルは出やすいよう。

こういった事から口内炎や歯肉炎、よだれが出やすいなどが多いので、試してみるのはいいかもしれません。

そして二ヶ月ほど前の話ですが、ご飯を食べる最中にガリゴリ！という音を出すようになりました。

すっごい音なので無心で見守るにはかなり心配になりましたが、口周辺を触っても嫌がる様子もなく、診察していただいてもこれといった異変は見られませんでした。

この音で異変ないの？って驚いたんですが。

多分受け口であることと歯石があることの嚙み合わせで音が鳴るようになったんじゃないかという事で、数週間そのまま鳴らして食べてもらっていましたが、ペットコーナーを見ていた時にこのお皿が気になる私。

分かる方には分かるであろうこっちじゃないスタンダードな形を使っていたんですが、平たくて斜めなのがこの子には合ってる？と思い購入して試してみたところ、音が出る頻度がかなり減ったじゃありませんか。

でも…なかなか謎です。高さは昔から出していたので、食べる角度で変わるのか？深さがないのが食べやすいのか？猫にしか分かりませんが、とりあえず長年にわたり慣れたお皿が変わってもこれでいいみたいです。

「きえーる」をフードにかける場合は100均に売ってるような醤油用スプレーボトルに入れ替えるとかかりすぎないので猫も気にしませんし、トイレにはマイクロミストのスプレーボトルが使いやすいです。

元タロット占い師。猫との暮らしと、一人で静かに過ごす時間が大切です。タロットで今惹かれるカードは「女教皇」。