大アルカナ

4皇帝・マルセイユタロット

タロット占いの基礎知識


内面的成長をサポートしてくれるのが「タロットメッセージ」です。

タロットの大アルカナ22枚には、地上でのストーリーが描かれています。地上を生きる私たちにとって地に足つけることを促してくれるメッセージ性に溢れています。これらを学んでいくことは、きっと人生を過ごしやすくしてくれるでしょう。

ですが人生には苦難がつきもの。必要な経験ならば選択の余地があれ避けてはならず、試されているとも言えます。受け入れ乗り越えるために、タロットメッセージが活かされますように。

では、あなたが引き寄せたカードから、あなたに照らされている道を探っていきましょう。

カードの基本情報


4 皇帝/THE EMPEROR

髭の長い男性が椅子に腰かけている。
右下に鷲の紋章、右手に笏を持ち、権力があることを示す。

皇帝のゴージャズな首飾りからは「力強さ」や「勇気」を彷彿させる。
右手に掲げる地球儀に十字が付いた笏は最高権力を示すそう。

カード番号の「4」は「安定」を表す。
安定した支配力がある。

完全に椅子に座っていないことから、フットワークが軽そうであり、行動力のみならず「実現力」を示している。

参考文献について

カードの基本情報をもとに、もう一度メッセージをチェックしてみませんか。感じ方や答えが得やすくなっているかもしれません。ここにしか書いていないプラスアルファもご参考いただけます。

Card images are©Copyright U.S. Games Systems, inc./Lo Scarabeo

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正位置で出た場合


【正位置】Pull Tarotのメッセージを再チェック

【KEYWORD】
押しが強い・男性的・社長気質・人の話を聞かない

【READING】
押しの強さもアリ。強引さのあるカードで、力強く進むとき。思うとおりになる、思うとおりにするために何でもすることができる。やり方を選ばないところはある意味頼りになる。人の話を聞かないというのは、聞いていられる場合じゃない、社長が会社をまとめるために一人一人の話は聞いていられない状況。感情的でなく現実的にとりまとめることは必要不可欠。良い意味での支配力。

【YES・NO】
イエス

堂々にゃ🐾

\プラスアルファ/

良い意味で、自分の目的達成の為なら手段を選ばないという強気のカードです。
例えば保護活動や支援活動を行う団体は、世論に合わせることで方針がブレてしまうことがあります。
「私たちはこうする」という軸がなければ、とてもできる活動ではありません。
ですが個人的問題に対しても、自分軸をしっかりと持たなければならないことがある、そういう時に出てくるカードといえます。


逆位置で出た場合


マルセイユタロット「皇帝」逆位置のカード
【逆位置】Pull Tarotのメッセージを再チェック

【KEYWORD】
分岐点・転職・別れ・立ち上がろうとする・これまでとは違う道に進む可能性

【READING】
これまで上がらなかった重たい腰が上がるかもしれないタイミング。今まで黙っていたけど動き始める。動き始めようとする。転職や離婚はそうすることを選ぶかもしれないし、ただ見直すだけかもしれない。自分にとっての前進を見つけようとする。イエス・ノーは自分次第。どうしようか、今までで良かったのだろうか自問自答が始まる。

【YES・NO】
どちらでもない

いつもと違うこと、違うやり方、新たな視点に自ら向かうときは、ワクワクがともなうもんにゃね🐾

\プラスアルファ/

このカードの場合、カードが逆さになることで皇帝が椅子から立ち上がると受け取ります。
ですから腰かけて眺めているのではなくて、これまでとは違う動きに出る必要性を示していると捉えます。
ただし必ず動かなくてはいけないということではなく、見直すことから始めましょう。
本当はこうしたいというような本音のある人は、見て見ぬふりせずに向き合う必要性が感じられます。


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