大アルカナ

18月・マルセイユタロット

タロット占いの基礎知識


内面的成長をサポートしてくれるのが「タロットメッセージ」です。

タロットの大アルカナ22枚には、地上でのストーリーが描かれています。地上を生きる私たちにとって地に足つけることを促してくれるメッセージ性に溢れています。これらを学んでいくことは、きっと人生を過ごしやすくしてくれるでしょう。

ですが人生には苦難がつきもの。必要な経験ならば選択の余地があれ避けてはならず、試されているとも言えます。受け入れ乗り越えるために、タロットメッセージが活かされますように。

では、あなたが引き寄せたカードから、あなたに照らされている道を探っていきましょう。

カードの基本情報


18 月/THE MOON

カード番号の「18」は、「悲しみ」を表している。

月が池を照らし、池にはザリガニがいる。
二匹の犬が月夜に向かって吠えている。

後ろには重厚な建物が二つ。
大きな圧力に監視されているのか、保護されているのかもわからない。

背景に描かれた雫は月に向かって吸い込まれている。
月は受容性を表す。

自分で光ることはない、時間も限られた「月明かり」だけが頼り。

注意深く進まなければ、何が起こるか分からない状況。

「確かな安全な道」がここにはあってもわからない。
真実が見えにくい。

参考文献について

カードの基本情報をもとに、もう一度メッセージをチェックしてみませんか。感じ方や答えが得やすくなっているかもしれません。ここにしか書いていないプラスアルファもご参考いただけます。

Card images are©Copyright U.S. Games Systems, inc./Lo Scarabeo

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正位置で出た場合


【正位置】Pull Tarotのメッセージを再チェック

【KEYWORD】
慎重に

【READING】
危険が潜む夜道で、月明りだけが頼りとなっている絵のカード。慎重に進むように示されている。慎重な判断をする。質問したことに対して実は不安や疑いがあるから慎重にならざるをえない示しであることも。どちらにしても月明りだけが頼りの、絶対に大丈夫という安心がない状態。危険とわかれば避けられるものも、わからない状況なのだと心得る。

【YES・NO】
ノー

ゆっくり注意しながら進むならありにゃけど、無理は禁物にゃよ🐾

\プラスアルファ/

「気を付けて」が目立つカードですが、よく観察することは時に必要です。
また、本能的に危険を察知する能力を鍛える意味では、このカードはプラスに転じます。感性を磨くに適した時期とも言えるでしょう。
昼があって夜がやってくるように、人生とはまさにこういったことの繰り返しです。
幸運や不運に一喜一憂して、勘を鈍らせないように気を付けていきましょう。


逆位置で出た場合


マルセイユタロット「月」逆位置のカード
【逆位置】Pull Tarotのメッセージを再チェック

【KEYWORD】
危険な状態・一寸先は闇

【READING】
月のカードが逆位置になった場合は、月の光が安全を照らしてくれない意味と捉えられる。真っ暗。手探りで安全を確かめながら進む。せっかちはNG。周囲の状況が見えない状態での判断は控える。先のことが予測できない状態。かなり慎重に。わからないものはわからないと心得る。過信しない。人間関係について質問した場合は、親しき中にも礼儀あり、言動に気を付ける。

【YES・NO】
ノー

いまじゃなくてもいいことは、やめとこにゃ~🐾

\プラスアルファ/

このカードが逆位置で出た場合、まさに「余計なことはしない」に限ります。
何事も進んですることはせず、遠慮しましょう。
心静かに目の前のことを守り、身を慎んで学んでいくことで、太陽は必ず昇ってきます。
また、正位置の意味合いが強まっていることになりますので、正位置のプラスアルファもご参考ください。


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