大アルカナ

16塔・マルセイユタロット

タロット占いの基礎知識


内面的成長をサポートしてくれるのが「タロットメッセージ」です。

タロットの大アルカナ22枚には、地上でのストーリーが描かれています。地上を生きる私たちにとって地に足つけることを促してくれるメッセージ性に溢れています。これらを学んでいくことは、きっと人生を過ごしやすくしてくれるでしょう。

ですが人生には苦難がつきもの。必要な経験ならば選択の余地があれ避けてはならず、試されているとも言えます。受け入れ乗り越えるために、タロットメッセージが活かされますように。

では、あなたが引き寄せたカードから、あなたに照らされている道を探っていきましょう。

カードの基本情報


16 塔/THE TOWER

この「塔」の名は、元は「神の家」だった。

「6」には「罪」の捉え方があり、カード番号の「16」は、「破壊」そして「立て直す」ことを示している。

雷のようなものが塔にあたり破壊されている。
塔から落ちてきたであろう二人は、神の怒りに触れたのかもしれない。

神の家の窓は神聖さ、霊性さを表すと言われ、「魂の道、精神的向上」を感じさせる。

背景に散乱している粒たちは、失われたエネルギー。

神の意によって、やり直し、気付きや学びを得ることが促されている。

参考文献について

カードの基本情報をもとに、もう一度メッセージをチェックしてみませんか。感じ方や答えが得やすくなっているかもしれません。ここにしか書いていないプラスアルファもご参考いただけます。

Card images are©Copyright U.S. Games Systems, inc./Lo Scarabeo

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正位置で出た場合


【正位置】Pull Tarotのメッセージを再チェック

【KEYWORD】
予期せぬことが起こる・天変地異

【READING】
塔が崩れているカード。別名「神の家」ともいう。起きてきてしまう自然現象には抗えない。「~するのはどうか」と未来について質問した場合、今はやめておく。現在進行中の物事について質問した場合は、気を付けながら進めていく。起きることは起こるべくして起きている、責任追及はしない。どんなことでも起こりうる可能性、学びはやってくることだけ理解し、気を付けながら取り組むことで免れることもある。ヒントを求めた場合は、良い意味であえて崩すことで気付くことも。

【YES・NO】
ノー

平和に感謝にゃ🐾

\プラスアルファ/

何かしらで傲慢になっている人を見たことがあるでしょう。「痛い目」を見るのはいわば「地に戻されている」ことでもあります。
隅々まで全ての人の行い(精神性)を神は見ています。
ですが建設を併せ持つこのカードは、破壊が希望でもあります。それを活かせるかどうか。
各々の人生の前進には欠かせない試練を与えるのが、塔のカードの象徴と感じます。



逆位置で出た場合


マルセイユタロット「塔」逆位置のカード
【逆位置】Pull Tarotのメッセージを再チェック

【KEYWORD】
回復傾向

【READING】
体調不良だった場合には改善していく運気。予期しないことが起きたあとでもゆっくり立ち直っていく。立ち直りつつある。立ち直ろうとしている。ただし「~するのはどうか?」と、まだ手をつけていない未来について質問した場合は、今はやめておいたほうがよい。変化についていけない可能性。やめておけない場合は注意しながら取り組む。

【YES・NO】
現在のことならイエス
未来のことならノー

良くなりつつあるところ、余計なことはしない感じにゃ🐾

\プラスアルファ/

崩れている塔が逆に出るということは、「立て直されていく」と捉えます。
未来のことならやめたほうがいいのは、そこまでの間に何かあるかもしれないということ。ですから無理に何かをしようとしているなら、考えて気付けることがあるかもしれません。
ただし避けようのない苦難も人生には沢山あります。何かに後悔したところで、その道を通らざるを得なかったのかもしれません。
起こることに感謝し、ひとつずつを乗り越えていくしか私たちにはできないのが、この宇宙ルール。考えすぎないことも大切です。


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