その人の性質として、ポジティブ寄りかネガティブ寄りかというのはあるのかもしれません。
私自身はネガティブ寄りですので、それはそれで生きにくさを感じてきました。
ただ私の場合は健全なネガティブです。
自分のやりすぎ感に異常かな?と病院にも行った事がありますが、鬱などの診断を受けた事はありません。
ネガティブ思考というのは、何かを見た時、聞いた時、言われた時に、瞬時に物事をネガティブに受け取ってしまいます。
自分の意思を働かせるより前に、ネガティブに受け取る癖、に繋がっていきます。
例えば誰かが、「こういうのいいよね」と言うと、ネガティブ思考の人は「どうせ私は」「そういう人にならなければ」「これじゃだめなのかな」など思うのです。
「そういう人にならねば」は一見向上心があるようですが、自分を否定をしているなら見直さないといけません。
また、純粋な人ばかりではありません。中には相手をコントロールするために「こういうのいいよね」と言う人もいるでしょう。
自分のネガティブさと相まって振り回されてしまわないように、自分がしっかりしないといけない事はいつも念頭に置いておきましょう。
感情のままに突き進めば、一番最悪の結果になりそうです。
感情が騒いでも、頭で冷静になって行動できれば、心は苦しみながらも招く結果は最善となります。
良い感情と悪い感情、そして倫理観ある思考を交えてバランスが取れるようになると、自分の質がポジティブであろうがネガティブであろうが中道を歩めるようになるのではないでしょうか。
なんで自分はこうなのよと、私も何度も自分のネガティブさには頭を悩ませてきました。
それが自分の質なのであれば、これからも根本は変わらないでしょう。
ただし、対処はずっと昔から階段を上るようにバージョンアップしていってるのを感じています。
対処対処に切り替えていく事で現実はクリアしていけるのですから、やっぱり学びの為に与えられた自分の宝なのでしょうね。
責めずに学びながらうまく活かしてほしいなと思います。
ちなみに感情が苦しいというのは、生きてる以上無くなるものではないでしょう。
自分を律せるほどに、耐えなきゃいけない事もあるのだから普通の事だと思うんですね。
何もかも晴れ晴れで安定した人生なんて人生でしょうか。
不安定の中、変わりゆく中で私たちは生きている事を忘れませんように。
ブレてもいいんです。そこでどうするかの人間力を養っているのですから。