3種のカードの二択リーディング例

私自身が「○○へ行くか、行かないか」迷ったことがありました。

日頃はなかなか外に出ず、私一人ではイレギュラーなことだったので、タロットしたところGO!という結果。

ちょっとの抵抗があったので、カードを変えて占うもGO!

またカードを変えてもGO!

3種類のカード、3回占っても結果が変わらなかったリーディングがありましたので、ご紹介しておきたいと思います。

占い方ですが、今回は、
「(右側)行ったらどうか」
「(左側)行かなかったらどうなのか」
…と、選択肢それぞれにカードを出して占います。それぞれに出たカードを比較して、どちらを選ぶべきかを考察するやり方です。

マルセイユタロット

まずは定番のマルセイユタロットですが、このような結果でした。

(右)カップの3は「楽しい」カード。行ったら楽しいよと教えてくれています。

(左)14節制の逆位置は「うまく循環しない」カード。行かないなら私はいつも通り家にいますから、家にいてもやりたいことははかどらない、充実してるとは言えないのかもしれません。

日本の密教カード

次に、仏様のカードを使いました。

(右)行く選択肢には「あえて厳しい環境に~」とありますので、行けということです。普段一人では行かないイレギュラーなことだからちょっとの抵抗を感じていたので、いいから行きなさいよという雰囲気でしょうか。

(左)行かない選択肢側には「静かな情熱に火を灯してください」とありますので、行けということですね。行きたくないわけではなくて、普段はしないので腰が重たいだけよあなたは…と見透かされているようです。

エターナルカード

最後に、エターナルカードを使いました。

(右)行ったらどうかには「マーメイド」と書かれたカードが出ています。このカードの解説には以下のように締められていて、まさに行ってこいということです。

~「冒険に出てみたいな」と感じたら、少し勇気を奮い起こし、旅に出てください。

(左)行かなかったらどうかには「ニライカナイ」というカードが出ています。これはもうカードの意味を見なくていいやと思いました。絵では一人の人間が、さぁいってらしゃいと上に押し出されているように見えたので(笑)一応解説書を見ると、「新たなステージへ」という意味。

今まで挑戦できなかった憧れに向かって、今こそチャレンジしてください。

※行かない側に良いカードが出ていると、行かない方がいいんじゃないかと読む場合ももちろんありますが、分かりにくい場合はこういうところがセンスになるのかなと思います。どうしてそう捉えるのかは直感です。


二択リーディングの分かりやすい例ではないでしょうか。

自分のことを自分で占うなら、自分の現状を理解した上で中庸の視点でのリーディングが大切になりますね。

元タロット占い師。家に居るのが好き、一人で作業に没頭するのが好き。タロットで一番惹かれるカードは、まさに「隠者」です。

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