TAROT DE MARSEILLE

タロットカードの使い方・スプレッド解説【初心者向け】

私が練習などで自分のことや身近な人のことを占う時など、簡易的によく使用してきたスプレッドをご紹介します。

タロットカードをシャッフルする際は木のテーブルや、ピンと張られた布の上などが滑りがよくオススメ。

タロットの劣化を防ぐためにはタロットクロスが必要ですが、クロスが動いてしまうので、四つ角にストーンなどの重しを置いたり、クロスの下に滑り止めシートを敷くなどの工夫が必要になります。

カードの出し方

  1. タロットの背面を上に、カードをひとまとめに持ったら、左回しに全てのカードが混ざるようシャッフル。占いたい質問に集中し、気の済むまで混ぜましょう。
  2. ひとまとめに集めカードを整えたら、トランプのてんをきるように下から上にきります。
  3. てんをきったカードの束を縦長方形に自分の前に置き、一枚でも何枚でもいいので何枚かカードを持ち上げ、持ち上げた一番下のカードを時計回りに180度回転させカードを戻します。
  4. 一番上のカードからめくって表面を上に、スプレッドにならって並べましょう。

各スプレッド解説


ワンオラクル

上記の手順でシャッフルし、ひとまとめにしたら一番上のカードをめくって出すのがワンオラクルです。
主に下記を占う場合に用いられます。

  • アドバイスに出す
  • 今日のカードとして出す
  • 運勢を見る
  • イエスかノーか

コンビネーションスプレッド

ワンオラクルに慣れてきたら、コンビネーションリーディングに挑戦しましょう。
ひとつの質問に対し、2枚のカードでリーディングします。
数字はカードを出し並べる順番ですが、リーディング自体はカードによって左から読む場合、右から読む場合と決まっていません。
また感情が高ぶってしまった物事に対する【肯定的アドバイス】と【否定的アドバイス】を見て、中庸的に捉えることにも役立ちます。

  1. 肯定的アドバイス
  2. 否定的アドバイス

スリーカードスプレッド

中央の【対策(アドバイス)】に出るカードを正しく読めれば今すべきことのヒントとなります。
結果のカードが良い場合ならそうなるためのアドバイスになり、悪い結果ならそうならないためのアドバイスとして読むのが基本です。

  1. 原因(質問の問題を探る)
  2. 対策(質問に対するアドバイスになる部分)
  3. 結果

ムーンスプレッド

過去から未来までの流れを知りたい時に役立ちます。
【近い】はおよそ一年未満、【遠い】はおよそ一年超す範囲の設定であることが多いですが、ここの期間の設定は自由です。
占う前に自分でしっかり定めておきましょう。

  1. 遠い過去(一年以上前の過去)
  2. 近い過去(一年未満の過去)
  3. 現在
  4. 近い未来(一年未満の未来)
  5. 遠い未来(一年以上先の未来)

ケルト十字スプレッド

タロットでのケルト十字というと10枚使うスプレッドが有名ですが、これは半分の枚数で展開できる簡易版になります。
【現在、未来、結果】の流れと【肯定的、否定的】の両面から見るアドバイスにより、冷静に物事を眺めるに役立ちます。

  1. 現在
  2. 未来
  3. 肯定的アドバイス
  4. 否定的アドバイス
  5. 結果

二者択一スプレッド

Aを選択した場合と、Bを選択した場合の未来と結果を見比べることができるスプレッドになります。
【アドバイスカード】は、この二択についてのアドバイスとして読みます。

  1. 現在
  2. Aの場合の未来
  3. Bの場合の未来
  4. Aの場合の結果
  5. Bの場合の結果
  6. アドバイスカード

生命の木スプレッド

自分自身や、誰かの今置かれている状況を見るときに役立つスプレッドです。
生命の木スプレッドには様々な人のあらゆる解釈があり、こちらも私オリジナルな部分が含まれます。
色々試してみて一番カードが出やすいスプレッドを見つけたり、自分のオリジナルに工夫するなど楽しみましょう。

  1. 結果・到達する場所
  2. 努力の方向性
  3. 行動していること
  4. 受けているサポート
  5. 障害
  6. バランス
  7. 周囲の人物
  8. 自分(相談者)自身のこと
  9. 秘密・運命
  10. 環境

毎月のアドバイス占い

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