私は子供の時からお墓参りが好きでした。
車で3時間くらい離れていたりすると、その間がドライブにもなり、ご先祖様に手を合わせることも、お供えすることもそれを頂くことも、なんだか楽しかったのです。
大人になってからも、仕事で行けない以外は欠かさず行ってきましたが今年もそんな季節がやってきました。
ですが実はお盆だけでなく、ふと思った時には手を合わせにだけ行ったりします。
もちろんご先祖様と通じ合えている感覚があるわけでもないのですが。。なぜ好きなんでしょうね。笑
「元気ですか?見守っててくださいね、私も見守っています、いつもありがとうございます。」そんな感じの声かけをするだけですが、心が明るくなる気がするのです。
旦那さんのご先祖様のお墓は行ける距離ではないので、結婚した時にだけ行きました。
お盆時期ではなかったからかとても荒れていたのですが、その時できる範囲で綺麗にさせていただきご挨拶しました。
手や服が汚れても(笑)、やはり、心が澄んだのが分かりました。
この時は不思議と相手も喜んでくださっているような気がしました。その後の長旅も楽しく終えられたのはご先祖様のおかげだったかもしれません。
生きてる人間同士でばかり気持ちの良い関係を築こうとするのではなくて、ご先祖様ともそれを心がける。
ご先祖様ばかり大切にしていればいいわけでは当然なくて、生きている家族を大切にする。
このバランスが自分自身を育ててくれていて、これも「恵み」なのだと思います。
今年のお墓参りも楽しみです。